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執筆者の写真Gustavo Dore

店舗の売上を上げるために実践すること ~売上拡大の基盤づくり~

ビジネスのロジカルシンキングについてレクチャーします。 今回はカフェを例にした店舗中心の話をしますが、どんな場面にも活用できることです。

私はみんな実践しているものだと思っていましたが、先日知人のお店にお茶を飲みに行って話していた時に、聞いたことないと言われ、やっていないところもあるという現実を知りました。

それではさっそく、カフェの店舗運営をイメージして話していきます。

どうやってもっと集客を増やすか考えた時、新しいメニューを出す・店舗のデザインを開拓する、まずこれらが挙がることが多いです。

間違ってはいないのですが、少し考えて出たものなのでベストな戦略ではないかもしれません。 本当はまだもっと得策があるのに、よく考え切れていないかもしれないのです。

これは私がグロービスのロジカルシンキング勉強会に参加して学んだことですが、基本的にはビジネスの売上を上げる方法は2つです。

1. 顧客を増やす 2. 客単価を上げる

では、その方法を考えていきましょう。

例えば、コンビニに700円以上の会計でくじ引きを引けるというキャンペーンがあります。 コンビニの平均客単価が630円~650円だとして、それを700円にするためにくじ引きを導入し、数十円の商品が少ないため結果くじ引きをするために700円を超える単価となり、売上を得られるという戦略なのです。

ここからブレインストーミング、つまりアイデア出しをしましょう。 先ほど挙げた売上を上げる2つの方法について、さらに考えていきます。

1. 顧客を増やすには ・一定の金額以上でポイントカードにポイントをつける ・商品価格を上げる ・プレミアムメニューを作成する

2. 客単価を上げるには ・オンライン広告を出す ・チラシを配る ・メイン通りに目印や看板を出す ・取材を受けて雑誌に取り上げられる

など、アイディアが上がったところで、そこから何をすればいいかを考えて決めます。

全てやれたらいいですがそこまでリソースがないと思いますので、1つか2つ選択して行動に移し、また次へと順々にやっていくといいです。

選んだものからさらにアイディア出しをします。 例えば、先ほどの1で出た中のプレミアムメニューを作成するという項目の場合、元々カフェのメニューにコーヒーしかなかったところに季節もののかぼちゃラテを追加したり、寒いけれど抹茶フローズンとリキュールを出してみるなどの案を出していきます。

ここで重要なポイントは、これまでに最低100個のアイディアを出すことです。

それはなぜでしょう? 最初に出た30個ほどのアイディアは、大体誰もが思いつくことだからです。 少し考えただけで行動に移してしまうので、他のどの店舗でも出ているためどこも似たようなものになり、差別化ができません。 ちゃんと差別化を図るためにはとても必要なことなのです。

アイディアも50個くらいで大体ネタ切れすると思いますが、諦めずに考えていくと段々変なアイディアが出てきて、組み合わせたりして面白いものを生み出せます。

そして、このプロセスを回してから、一番効果が高いものを選定していきます。 まず短期的なもの・長期的なもの、次に戦略的にやってみてこれからやるもの、そして将来的にやるべきもの。

全て分けたら、まずは明日にでもすぐできるものからアクションを起こしていきましょう。

これらは個人営業でも、フランチャイズでもできることです。 フランチャイズは少し複雑なところもありますが、やり方次第です。

最後に、このロジカルシンキングの考え方はどのビジネスにも役に立つので、ぜひ試してみてください。 ブレインストーミングを行い、イノベーションを起こしましょう!

どんどん意見を出して練っていくことがとても大事なので、もし迷ったり悩んだときには私にご質問をいただければ できる限り答えさせていただきます。

                         CEO グスタボ・ドリー

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